こんばんわ!井上です。
師走に入りました。
年始に向けて年末を忙しくしている
そういう読者様も多いと思います。
備中松山城も年始に向けて
年末恒例の「すす払い」が行われました。
なにをしているのかというと...
・1年間に積もった落ち葉や埃を落とす掃除
・瓦にズレや破損がないかの点検
作業場は地上10m以上の高さ。瓦の先端。
腰には命綱が1本。仲間が握り、その先で職人たちが作業をする。
それは
長年の経験
城を守るために受け継がれてきた
職人の技
今回の作業には地元企業だけでなく、
奈良県からも瓦職人が訪れて作業を行いました。
朝5:00
奈良から白いボックスカーで一路、備中松山城へ
車内には職人に交じり一人の少年がいました。
「テストが終わったんで学校が休みなんです。
お城や仏閣が好きで
だから毎年来ているんです。」
彼は瓦職人の家で生まれ育ちました。
「いつかは僕も瓦に登って作業をしたい。」
竹ほうきを手に
ヘルメットの下から見せる
その眼差しは
輝かしく
透き通るような未来を
見つめる
そんな目をしていました。
備中松山城は多くの方によって守られております。
そして、日々訪れてくださる皆様に支えられて
備中松山城はこれからも在り続けていきます。
今年度の来城者10万人達成目前です。
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