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【備中たかはし松山踊り】仕組踊りの練習が行われています

 

こんにちは。スタッフの井上です。

備中たかはし松山踊りを構成しているのは

「松山踊り(地踊り)」「仕組踊り」「ヤトサ踊り」の3種類。

毎週夜、各踊り手たちが、練習を行っています。

今回は、仕組踊りの練習を覗いてみました。

 

 

75日、高梁市役所会議室

メンバーが続々と集まり練習が始まりました。

 

今日の参加者は7人。

仕事終わり、家事を終えて参加する方、

はたまた野球部の部活動を終えて参加する方など、

市内外問わず老若男女、様々な方が保存会に所属しています。

事の始めはまず一礼から。先生となる方の合図で練習が始まりました。

 

一言で仕組踊りといっても、踊りの中に多くの演目があります。

今年の演目は「三村元親」。

 

 

 

刀を使った動きと、扇子を手に舞う特徴的な踊りです。

静と動が踊りの中に表現されており、美しさが感じられます。

 

練習を終えた後は、長い槍を持っての舞踊が行われました。

演舞の途中、酒を飲み干す姿、馬にまたがる姿を表現した動きは

勇壮な武士を彷彿させます。

 

先生の指導にも熱が入ります。

 

 

延享元年、伊勢の亀山から移封された城主の板倉勝澄が、

武士たちに習わせて城中の酒宴で踊ったことにはじまったといわれる

「仕組踊り」。

 

踊り伝える団体も1つのみです。

 

仕組踊り保存会代表の大河さんいわく、

「体の重心、腰の入れ方、指先に力を入れることなど

単純な動作だけれども、基礎基本の練習が大切。」とのこと。

練習の最後には、仕組踊りの魅力についても語ってくださいました。

「刀と扇、両方のさばき方を覚えないとできないのが仕組踊り。

 奥の深い踊りだと思います。」

 

伝統を感じ、一緒に踊れる県下最大の盆踊り。

備中たかはし松山踊り。

是非、814日、15日、16日の夜は備中高梁駅前へお越しください。

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