吉岡(吹屋)銅山は、大同2年(807年)に発見されたと伝えられ、古書に備中の産物に関する記載があり、吹屋の銅山としての記録は、戦国時代尼子氏と毛利氏の争奪戦以来、江戸時代初期一時、成羽藩の支配下にありましたが、大部分の間は、天領幕府直轄地で代官の支配下で稼いでいました。
明治以降三菱金属(株)の経営となり、周りの小山を吸収合併し、自家発電所を設け、削岩機を使い精錬等の作業を機械化し、日本ではじめて洋式溶鉱炉を造り、日本三大鉱山の一つとなりました。
この鉱山は笹畝(ささうね)と称し、支山(しざん)でしたが、後年は地下で本坑道(坂本)と連絡し、黄銅鉱、磁硫鉄鉱(硫化鉄鉱)が産出されていました
特に、江戸時代には、この地から馬の背にのせて成羽町下原の総門まで運ばれ、高瀬舟に積んで玉島港まで行き、海路を利用して大阪の銅役所へ運ばれていました。
住所 | 岡山県高梁市成羽町中野1987 |
TEL | 0866-29-2145/0866-29-2205 |
入館料その1 | 大人400円 小人200円 /団体割引 20人以上10% |
入館料その2 | 周遊券 4施設 大人1,000円 ※20名以上大人900円 |
開館時間 | <4月~11月>10:00~17:00 毎日開館 <12月~3月>10:00~16:00 土日月祝のみ |
休業日 | <12月~3月>火水木金、12月29日~31日 |
バリアフリー対応 | 筆談/音声案内装置 |
URL | https://sites.google.com/site/fukiyakankou/1guan-guang?authuser=0 |